日本ではニューグラスという言葉の方が馴染みがある気がするのだけど、どうも世界的にはprogressive bluegrass(プログレッシブ・ブルーグラス)という表現の方がメジャーっぽい。
そんなことはどうでもいいのだが、プログレ・ブルーグラスのクルキッド・スティル(Crooked・still クルキッドとはなかなか読めない)がなかなか面白い。今風、ニューグラスという雰囲気が漂いまくっている。
ブルーグラスとアイリッシュ系?の中間的な要素のある音楽という印象を受けた。
衝撃的だったのはこの曲だ。
ビル・モンローのCan't you hear me calling、コアなブルーグラスファンであればある程、想像しにくいアレンジじゃないかと思う。
Can't You Hear Me Calling - CROOKED STILL
ボーカルのイーファ・オドノヴァンのソロでの音楽とイメージが重なるので、彼女が中心的なバンドなのかもしれない。
Crooked Still 5Members;
Aoife O'Donovan:ヴォーカル
Gregory Liszt:バンジョー
Tristan Clarridge:チェロ
Brittany Haas:フィドル
クルキッド・スティルはこの5人で構成されるアメリカのバンド。
イーファ・オドノヴァン(Aoife O'Donovan)の特集はこちら
I Am An Orphan Girl - CROOKED STILL
アップテンポなブルーグラス。なかなかにカッコよい!
at Greyfox Bluegrass Festival, 2009.
When First Unto This Country - CROOKED STILL
続いては、きれいな曲だ。
at FreshGrass at MASS MoCA in North Adams, MA in 2017
クルキッド・スティルは2011年のレコーディングが最後になっている。その後は、ライブ活動だけのようだ。
理由は、イーファ・オドノヴァンがソロ活動に専念するため、といったことのようだ。
Look On And Cry - CROOKED STILL
きれいなブルーグラス、チェロのソロも聞きものだ。
Calvary - CROOKED STILL
クリス・シーリの”ライブ・フローム・ヒア” から。
The Golden Vanity - CROOKED STILL
2019年12月7日のChris Thile Showにて
The Golden Vanity - CROOKED STILL
Sometimes in This Country - CROOKED STILL
彼らのアルバムはクルキッド・スティルのWEBサイト:http://crookedstill.com/
6枚のアルバムがあるが買えないものもある。
このアルバムを持ってるけど(ダウンロード版)、なかなかいいよ。https://crookedstill.bandcamp.com/album/shaken-by-a-low-sound